キントーン(kintone)とは?ノーコードで業務アプリを簡単作成できるクラウドサービス
2025.6.26

この記事の目次
- 1.キントーンとは?基本概要を理解しよう
- ノーコード開発の革新性
- なぜ今キントーンが選ばれるのか?
- 2.キントーンでできること:主要機能を解説
- データベース機能
- コミュニケーション機能
- マルチデバイス対応
- 外部連携機能
- 3.料金体系はどうなっている?コスト面を詳しく解説
- 基本料金プラン(2024年11月1日改定)
- 最小契約とお試し期間
- 4.導入事例から学ぶキントーンの実力
- 製造業での活用事例
- 自治体での革新的活用
- 飲食業での業務改善
- 5.キントーンのメリット・デメリットを正直に評価
- 主なメリット
- 注意すべきデメリット
- 6.FAQ:キントーンに関するよくある質問
- 7.まとめ:キントーンで業務改善の第一歩を踏み出そう
- 【材料の切断ロスにお悩みではありませんか?】
業務効率化やDX推進が叫ばれる現代において、プログラミングの知識がなくても、ノーコードで業務のシステム化や効率化を実現するアプリが作れるクラウドサービスとして注目を集めているのがキントーン(kintone)です。散在するExcelファイルや紙の書類、煩雑なメール管理から解放され、チーム全体の業務を一元化できる画期的なツールとして、30,000社以上に導入されています。
この記事では、キントーンの基本機能から料金体系、具体的な活用事例まで、導入を検討している方が知りたい情報を包括的に解説します。
1.キントーンとは?基本概要を理解しよう

キントーン(kintone)は、サイボウズ株式会社が提供している、Webデータベース型の業務アプリ構築クラウドサービスです。最大の特徴は、開発の知識がなくても自社の業務に合わせたシステムを簡単に作成できる点にあります。
ノーコード開発の革新性
従来のシステム開発では、プログラミングスキルを持つエンジニアが必要でしたが、キントーンはドラッグ&ドロップの直感的な操作だけで業務アプリを構築できます。これにより、業務を最も理解している現場担当者自身がシステム作成に参加でき、真に現場にフィットしたアプリが生まれます。
なぜ今キントーンが選ばれるのか?
多くの企業が抱える共通の課題として、以下のような状況があります:
データの散在:Excel、メール、紙の書類にバラバラに保存された情報
情報共有の困難:最新情報がどこにあるか分からない
属人化の進行:特定の人しか分からない業務プロセス
キントーンは、これらの課題を解決する統合プラットフォームとして機能し、表計算ソフトよりも快適に、専門システムより柔軟に、自社でシステム開発をするよりスピーディーかつ低コストに、思いついた業務改善をすぐに実行できる環境を提供します。
2.キントーンでできること:主要機能を解説

データベース機能
キントーンの核となるのは、強力なデータベース機能です。売上情報、顧客情報、問い合わせ対応履歴、ToDo、報告書、文書ファイルなど、さまざまなデータを管理できます。
具体的にできること:
顧客管理・案件管理アプリの作成
日報・勤怠管理システムの構築
在庫・原価管理アプリの開発
プロジェクト進捗管理ツールの制作
コミュニケーション機能
単なるデータ保存場所ではなく、データ内のコメント機能を使って、そのデータの中でコミュニケーションが完結できます。これにより、情報とやり取りが一か所に集約され、履歴管理も自動的に行われます。
マルチデバイス対応
現代の多様な働き方に対応するため、WEBブラウザやOSの動作環境を満たしていれば、パソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末の制約を受けません。外出先からでもリアルタイムで情報確認・更新が可能です。
外部連携機能
キントーン単体でも十分な機能を持ちますが、300種類以上のプラグイン・連携サービスにより、既存システムとの連携や機能拡張が可能です。
3.料金体系はどうなっている?コスト面を詳しく解説

基本料金プラン(2024年11月1日改定)
キントーンの料金体系は、ユーザー数に応じた月額制となっています。
ライトコース
1ユーザーあたり月額1,000円(年額12,000円)
標準機能のみ
試しにkintoneを始めたい企業向け
スタンダードコース
1ユーザーあたり月額1,800円(年額21,600円)
標準機能に加え、外部サービスとの連携、プラグイン、および拡張機能が使用可能
実際の業務でkintoneを活用したい企業向け
ワイドコース(2024年7月8日に新設)
1ユーザーあたり月額3,000円
大規模利用向け機能
エンタープライズ企業向け
最小契約1,000ユーザーから
最小契約とお試し期間
最小契約:10ユーザーから利用開始可能(ワイドコースは1,000ユーザーから)
無料お試し:30日間の無料トライアル期間あり
初期費用:無料
あなたの会社規模や使用目的に応じて、適切なプランを選択することが重要です。まずは無料トライアルで実際の使い心地を確認してみることをおすすめします。
4.導入事例から学ぶキントーンの実力

製造業での活用事例
株式会社資生堂では、世界中の研究開発拠点の稼働にあたり、従来IBM Notesによって業務システムを構築していたものの、技術者不足によりメンテナンスが困難という課題を抱えていました。キントーン導入により、研究テーマ管理の効率化と情報統合を実現しています。
自治体での革新的活用
愛知県庁では、2020年頃に新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、時短要請に応じた飲食店に対して協力金を支給していました。当初はExcelで管理していた業務をキントーンに移行することで、500人規模のスタッフ間で情報共有が円滑にできる環境を整備し、わずか2週間で業務効率化を実現しました。
飲食業での業務改善
株式会社赤福では、毎月1日に発売される「朔日餅」の予約受付管理や百貨店イートイン店舗のオーダー管理にキントーンを活用しています。年間数万件の紙の予約票を取りまとめ、さらに予約品の引き渡し時のために伝票を一枚一枚並び替えていた作業が自動化され、業務時間削減効果は年間200時間を達成しました。
これらの事例からわかるように、キントーンは業種や規模を問わず、様々な業務課題の解決に貢献しています。
5.キントーンのメリット・デメリットを正直に評価

主なメリット
圧倒的な導入スピード 専門知識不要で、数分から数時間でアプリを構築可能です。システム開発の常識を覆すスピード感が最大の魅力です。
現場主導の改善サイクル 業務を最も理解している現場担当者がシステムを作成・改善できるため、真に使いやすいアプリが生まれます。
コストパフォーマンス 従来のシステム開発と比較して、初期費用・運用費用ともに大幅に削減できます。
注意すべきデメリット
大量データ処理の制限 アプリあたり標準50,000件(条件により100万件まで可能)のレコード数制限や、APIリクエストが1日あたり10,000件までなど、データ処理量によっては工夫が必要なケースがあります。
アプリ数の管理問題 簡単にアプリが作れるため、アプリをたくさん作りすぎた結果、すべてのアプリを管理するのが難しくなる場合があります。計画的な運用が必要です。
容量制限 契約ユーザー数×5GBまで、というストレージ容量制限があります。大容量ファイルを多用する業務では追加費用が発生する可能性があります。
6.FAQ:キントーンに関するよくある質問

Q1. プログラミング知識が全くなくても本当にアプリが作れますか?
A1. はい、可能です。キントーンはドラッグ&ドロップの直感的操作でアプリ構築ができるよう設計されています。実際に、多くの非IT部門の担当者が自社の業務アプリを作成・運用しています。
Q2. 既存のExcelデータはキントーンに移行できますか?
A2. 可能です。Excelファイルをインポートしてキントーンのアプリに変換する機能が提供されています。既存データを活用しながらシステム化を進められます。
Q3. セキュリティ面は大丈夫ですか?
A3. サイボウズは企業向けシステムを長年提供してきた実績があり、多層防御によるセキュリティ対策を実施しています。アクセス権限の細かな設定も可能で、機密情報の管理にも対応できます。
Q4. 他のシステムとの連携は可能ですか?
A4. 300種類以上の外部サービス・プラグインが用意されており、既存システムとの連携や機能拡張が可能です。APIも提供されているため、独自の連携システムの構築も可能です。
Q5. 途中でプランを変更することはできますか?
A5. はい、ビジネスの成長や利用状況に応じて、ライトコースからスタンダードコースへのアップグレードが可能です。柔軟にプラン変更できるため、小さく始めて段階的に拡張していけます。
7.まとめ:キントーンで業務改善の第一歩を踏み出そう
キントーンは、従来のシステム開発の概念を変える革新的なクラウドサービスです。プログラミング知識不要でありながら、本格的な業務アプリを短時間で構築でき、3万社以上の企業が実際に業務改善を実現しています。
キントーン導入を検討すべき企業の特徴:
Excelでの管理に限界を感じている
情報共有やコミュニケーションの効率化を図りたい
低コストでシステム化を実現したい
現場主導での業務改善を進めたい
まずは30日間の無料トライアルを活用して、あなたの業務にキントーンがどのような変化をもたらすかを体感してみてください。業務効率化の新たな可能性を発見できるはずです。
DX推進や働き方改革が求められる現代において、キントーンは単なるツールを超えた「業務改善のパートナー」として、あなたの組織の成長を支援してくれるでしょう。
【材料の切断ロスにお悩みではありませんか?】
当社の「切断最適化システム」なら、kintone上で最適な切断パターンを自動算出、材料効率96%以上を実現します。
この記事を書いた人
宮下雄
フリグラム株式会社 代表取締役
“自然と成果が出る仕組みづくり”をテーマに、フリグラムを2022年に創業。現場の一次情報を大切に、細部までこだわった設計で“使いやすさ”と“成果”を両立した業務改善システムを開発しています。


